2014年2月3日月曜日

WZR-G144NHの最大NATセッション数ip_conntrack_countは2048

WZR-G144NH の最大NATセッション数  ip_conntrack_count は、2048。

WZR-G144NHをBuffalo純正ファームウェア Ver 1.48 で起動したとき、ログに以下が記録されていました。

Jan  1 00:00:02 2008 (none) kern.notice : NAT: ip_conntrack version 2.1 (256 buckets, 2048 max) - 344 bytes per conntrack
dd-wrt にすれば、デフォルトが4096で、Administration タブ - Management タブ - IP Filter Settings (adjust these for P2P) の TCP Congestion Control の Maximum Ports で、最大65536まで増やすことができます。もっとも、設定が可能というだけで、実際に運用可能なセッション数は、利用可能メモリサイズやCPUに左右されます。

Buffalo WHR-G54S での実測値を書いておきます。WHR-G54Sは搭載メモリサイズが16MB、Buffalo 純正ファームウェア 1.43 での ip_conntrack_count は、1024でした。

これに dd-wrt r21676 をインストールしたところ、設定では4096となっているものの、実際に遅延無く利用できたのは 3100セッション程度まででした。ボトルネックになっていたのがメモリなのかCPUなのかはわかりませんが、いずれにせよこの程度です。

WZR-G144NHの搭載メモリサイズは32MBで、CPUも WHR-G54S に比べれば動作周波数の高い物が使われているため、より多いセッション数をさばくことができると推測します。

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